1977-08-03 第81回国会 衆議院 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号
○宮坂国立国会図書館長 来年度の予算概算要求につきまして、大蔵省から要求額の枠について事務的な内示がございました。 それは、経常的経費につきましては増額が認められず、政策的経費につきましては二二・五%の範囲で増額が認められております。 この計算に基づきますと、昭和五十三年度の当館の要求増加枠は三億五千万円にしか相なりませんが、大蔵当局との種々折衝の結果、昭和五十二年度の要求増加枠と同額の五億五千万円
○宮坂国立国会図書館長 来年度の予算概算要求につきまして、大蔵省から要求額の枠について事務的な内示がございました。 それは、経常的経費につきましては増額が認められず、政策的経費につきましては二二・五%の範囲で増額が認められております。 この計算に基づきますと、昭和五十三年度の当館の要求増加枠は三億五千万円にしか相なりませんが、大蔵当局との種々折衝の結果、昭和五十二年度の要求増加枠と同額の五億五千万円
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) それはもうもちろん当然なことでございまして、われわれとしてはそういうものに使わぬように注意はいたしておりますが、臨時の業務が多いので、やむを得ず非常勤職員の制度を使っておると、こういうことでございます。
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 図書館の非常勤の職員の制度につきましては、これはその本来の制度、当然時を限った事務、これはまあ限時的な業務と言っておりますが、そういう臨時の業務に使わなければならないことは当然でございまして、いま先生がお述べになったような業種及びわれわれといたしましては滞貨処理などは一番限時的に出てくるわけです。たとえば、私も経験いたしましたが、学者から二万数千冊の御寄贈を一気に受
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 図書館の行(二)の定数はただいま九名でございます。それで、前館長時代に決めました方針は、この行(二)の有利な点がありますものですから、たとえば中高年の採用とか、あるいは技能職その他職員の初任給の問題とか、そういう有利さのあるところだけは何としても、これ一般職員の利害に関することでございますので、この点を保持するために若干名の行(二)表の職員を保存しておくと、しかし、
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 何と申しましてもアメリカの公文書館本館並びに別館にあります資料は、本館には整理をされて十五万枚という、これはページ数にするともっと多いのでございますが、これ以外にメリーランド州のスートランドの別館には約三千万ページの資料があるわけでございまして、これをいかに処理するかという点についてわれわれは種々協議を開きまして研究させまして、初めのころは向こうへ調査員を派遣して先方
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) ただいまは非常に何と申しますか、具体的な詰めはいたしておりませんが、われわれとしては大略の計画を持っております。
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 日本占領時代の連合国総指令部の公文書につきましては、その資料の重要性につきましては私から申し上げるまでもないことだと思います。われわれもっとにその重要性を認識いたしまして非常な関心を持っておったわけでございますが、数年来これが整理のつき次第アメリカの公文書館において公開されるということになっておりましたが、これにつきましては国会を初め各行政庁、地方庁、いろんな方面、
○宮坂国立国会図書館長 まだ具体的な何年計画というようなことは申し上げる段階に至っておりません。しかし、予算等もございます。数多く向こうへ派遣すればそれだけ短期間にできるわけでございますので、非常にむずかしい問題を含んでおりますが、何と申しましても三千万ページでございますので、予算の概略等にいたしましても十億近いものがはじき出されるわけでございます。それらの点については非常にむずかしい場面もあると思
○宮坂国立国会図書館長 お答え申し上げます。 先生すでに御承知のことと思いますけれども、日本占領時代のアメリカ側の公文書は、整理されましたものが十五万枚でございますが、ページ数にすればもっと多いと思います。これはワシントンDCの本館にございます。それからメリーランドのスートランドの別館には、これまたミカン箱大といたしまして一万以上の箱に入っておりまして、ページ数にいたしますれば三千万ページというような
○宮坂国立国会図書館長 お答え申し上げます。 ただいま先生御指摘のとおり、日本占領時代のアメリカ側の公文書の資料につきましては、その重要性をつとにわれわれ承知いたしておるつもりでございます。また、それゆえにこれに対しては多大の関心を持っておることを申し上げます。 数年前にその大部分が公開され始めまして、わが国から学者、研究者、あるいは各省庁、日本銀行も入っておりますが、地方の自治体、それから申すまでもなく
○宮坂国立国会図書館長 日韓議員連盟の会長の方から私あてに使用の申し込みがございまして、諸般の情勢を勘案いたしまして御使用していただくという御回答をいたしましたわけでございます。
○宮坂国立国会図書館長 事実でございます。
○宮坂国立国会図書館長 昭和五十二年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 昭和五十二年度国会所管国立国会図書館関係の歳出予算要求額は、五十四億六千九百六十六万一千円でありまして、これを前年度予算額四十九億九千二百三十五万七千円と比較いたしますと、四億七千七百三十万四千円の増加と相なっております。 要求額を事項別に概略御説明申し上げますと、その第一は、国立国会図書館の管理運営に
○宮坂国立国会図書館長 国立国会図書館の昭和五十二年度歳出予算の要求につきまして御説明申し上げます。 まず、昭和五十二年度予定経費要求の総額は五十四億六千九百六十六万一千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四億七千七百三十万四千円の増額となっております。 次に、要求額の主なものについての概略を予算要求額事項別表によって御説明申し上げます。 第一に、管理運営に必要な経費でありますが
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 国立国会図書館職員定員規程の一部を改正する件につきまして御説明申し上げます。 当館の業務の充実を図るため、定員二人を増加し、現行の定員規程本則中の「八百四十三人」を「八百四十五人」に改めようとするものであります。御承認を賜りますようお願い申し上げます。 なお、本件は官報公示の日から施行いたしたいと存じております。 以上であります。
○宮坂国立国会図書館長 国立国会図書館支部国土庁図書館の設置について御説明申し上げます。 今般、新たに国土庁長官から当館に対しまして、支部図書館設置の申請がありました。その設置に必要な経費といたしまして、昭和五十一年度の予算に百三十二万六千円が計上され、支部国土庁図書館として発足する体制が整いましたので、ここに当該法律の一部を改正する法律案の御提出をお願い申し上げる次第でございます。 国土庁図書室
○宮坂国立国会図書館長 昭和五十一年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 昭和五十一年度国会所管国立国会図書館関係の歳出予算要求額は四十九億九千二百三十五万七千円でありまして、これを前年度予算額四十五億六百七十九万円と比較いたしますと、四億八千五百五十六万七千円の増加となっております。 要求額を事項別に概略御説明申し上げますと、その第一は、国立国会図書館の管理運営に必要な経費
○宮坂国立国会図書館長 カナダのはまだ具体化しておりませんので、ことしの予算要求額には載っておりませんが、図書館間協力業務の経費がございますので、他の運用で一年ぐらいは賄っていけるのではないかと私は考えております。
○宮坂国立国会図書館長 御心配いただいている点については、私どもよく了解いたすわけでございますけれども、調査業務の拡充は、わが館としては最も必要な業務でございまして、逐年大蔵省に対して経費を要求しておりますが、何と申しましても調査員の充実を図らなければいけないのでございまして、この点については、ここ数年来大蔵省に対して要求いたしておりましたが、思うような増員がこの五、六年できなかったのでございまして
○宮坂国立国会図書館長 国立国会図書館の昭和五十一年度歳出予算の要求につきまして御説明申し上げます。 まず、昭和五十一年度予定経費要求の総額は四十九億九千二百三十五万七千円でございまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、四億八千五百五十六万七千円の増額と相なっております。 次に、要求額の主なるものについての概略を予算要求額事項別表によって御説明申し上げます。 第一に、管理運営に必要な経費
○宮坂国立国会図書館長 お答え申し上げます。 常々、国会図書館の件につきまして、特に調査局の仕事につきまして御高配をいただいておりまして、まことにありがとうございます。 御承知のとおり、わが国立国会図書館は、国会法に制定されておるとおりでございまして、国会に所属する国会図書館でございますので、われわれは、国会議員の各位の立法活動を御援助申し上げるのが第一の使命でございまして、一部局、一課にとどまらず
○宮坂国立国会図書館長 国立国会図書館の昭和五十一年度予算概算要求の重点事項につきまして御説明申し上げます。 まず、昭和五十一年度予算概算要求の総額は五十一億五千万円でございまして、これを前年度予算額四十四億七千九百万円と比較いたしますと、金額で六億七千一百万円、比率で一五%の増加要求と相なっております。 次に、要求の主なるものについて御説明申し上げます。 第一に、国政審議に資するための機能の
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) ただいま書誌類の配付はほんの一例でございますので、これをただ例にとって申し上げただけでございます。
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 日本の大学図書館についてのハンフリーズ氏の報告はきわめて示唆に富んだものでございます。しかしながら、わが国立国会図書館の業務につきましては、その実態を把握せず、誤解があるように思われますことははなはだ遺憾でございます。彼の主張するところによりますと、国立国会図書館が国会に所属するがために国立図書館としての機能を果たすに十分でない、不十分である、こういうことでありまして
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 行(二)の廃止につきましてはただいま参議院の事務総長から詳しくお述べになられましたが、趣旨は図書館といえどもそのとおりでございまして、ただ、図書館といたしましては、四十七、八、九、三年度にわたりまして、現状維持でありまして、減員の要求は出しておりません。その趣旨は、ただいま先生がお述べになりました初任給の有利性あるいは中高年の現場職員の採用に非常に有利な制度であるというような
○宮坂国立国会図書館長 環境庁の職員でございます。
○宮坂国立国会図書館長 当該の長官からの申請によりますと、人員は専任二名、兼任二名、計四名でございまして、兼任の二名は、この図書館長を総務課長が兼任し、その課長補佐がこれを兼任していく。専任は二名でございます。
○宮坂国立国会図書館長 御説明を申し上げます。 国立国会図書館の組織の一部を構成する行政各部門における支部図書館につきましては、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律により、現在各省庁に三十の支部図書館が設置されておりますが、今般、新たに環境庁長官から当館に対しまして、支部図書館設置に関する申請があり、また、その設置に必要な経費として、昭和五十年度予算に
○宮坂国立国会図書館長 国立国会図書館の組織の一部を構成する行政各部門における支部図書館につきましては、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律により、その設置並びに職員について規定されておりますが、この法律により現在各省庁に二十九の支部図書館が設置されております。今般新たに公正取引委員会委員長から当館に対しまして、支部図書館設置に関する申請があり、また、その
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 申し上げます。 図書館は日曜日には開館いたしておりませんので、大体二百八十四日開館しておりますが、所蔵図書館資料は、図書で二百八十五万、それからその他いろいろな図書館資料がございまするが、まだ製本いたしてない雑誌、新聞、それからその他マイクロフィルム等、種々雑多な形態の図書・資料を所蔵しておりまして、俗に三百万点と、こう申しておるわけでございます。
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 峯山先生には常にわが国立国会図書館について非常な御高配を賜わっておりまして、まことにありがたく、厚くお礼を申し上げます。 わが国立国会図書館は、先生御承知のとおり、国会法の百三十条によりまして、議員の調査研究に資するため国立国会図書館を設置いたされたものでございまして、立法機関に付属しておるわけでございます。しかしながら、一面、戦前の上野図書館を創立の次の年にこれを
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 先ほど名前を示されての御発言でございますが、はなはだ努力が足りなかったことを反省いたしますが、御趣旨に沿うべく衆参とも十分連絡をとりまして善処いたしたいと思います。
○宮坂国立国会図書館長 ただいま具体的な件につきまして、二、三あげられまして御質問でございまするが、大局的には、わが館が、書誌類、書誌目録類を刊行いたしまして、各図書館に配分いたしておるわけでございまして、この点につきましては、これが全国の図書館活動の基準をなすものでございまするので、われわれは、予算の許す範囲において、できるだけ多く、経費も少なくして、地方の御利用に向けておるわけでございまするが、
○宮坂国立国会図書館長 ただいま寺前先生が横川君の感想文をお読みくださいましての御質問でございますが、私もかねがね熟読いたしておるわけでございます。気持ちといたしましては、先生と私は相同じものでございまして、長年監視の、それこそ文字どおり下積みの仕事をやっていただいた方が退職いたしていくわけでございますので、そういう方々が満足をもって御退職いただけるように、私たちはつとめなければならないことを痛感いたしております
○宮坂国立国会図書館長 昭和四十九年度国立国会図書館関係歳出予算について御説明申し上げます。 昭和四十九年度国会所管国立国会図書館関係の歳出予算要求額は、三十四億二千五百六十六万五千円でありまして、これを前年度予算額三十一億一千五百八十七万一千円と比較いたしますと、三億九百七十九万四千円の増加となっております。 要求額を事項別に概略御説明申し上げますと、その第一は、国立国会図書館の管理運営に必要
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) ただいま加藤先生の御判断に基づくわが図書館とアメリカの議会図書館との関係はお説のとおりでございまして、そのおい立ちの歴史から見ましても非常に友好関係を進めて、相互、国際図書館の協力の実をあげておるわけでございます。しかし、本件につきましては、何と申しましても私の感触では、これは戦争によってでき上がった事態でございまして、これを解決していただくにはどうしても国と国との
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) お答え申し上げます。 文書、すなわち公文書につきましては、公文書館の御管轄でございますので、わがほうが直接処理いたしておるわけではございませんが、先年、三十四年に、防衛庁の戦史室に入りました文書の一部が、アメリカの議会図書館から直接私の館に御寄贈がありました。それは百六十四リールのマイクロフィルムでございまして、私たちといたしましては、憲政資料室にこれを保管いたしまして
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 先生のおっしゃられるような点につきましては、われわれもかねがねそういう点について思いをはせておるわけでございまするが、私たち国立国会図書館といたしましては、各図書館長全部のときもございますが、個別に種別ごとにそういう会合の機会をたびたび持っておるのでございますが、この点につきましては、各図書館長とお会いするごとにこれは議題にのぼる問題でございます。まあ実情を申し上げますれば
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) 冒頭に、田中先生には図書館を御利用いただきまして、ありがとうございます。 ただいま図書館法の前文をお読みくださいまして、その理想につきまして御発言がございましたが、私といたしましても、世界平和に寄与する使命の重大性にかんがみまして、その責任を痛感しておるわけでございます。図書館制度につきましては、戦後こうした国会に付属する国会図書館が、また一方国立図書館としての機能
○国立国会図書館長(宮坂完孝君) わが国立国会図書館職員も国会職員であることは、申すまでもないわけであります。その点につきましては、ただいま両院総長からお述べになられましたとおりでございます。ただ、私ども国立国会図書館は、むろん国会図書館として発足いたしましたのでございまして、国会に対するサービスを第一義といたしております。しかしながら、一般公衆に対して資料を提供してこれを利用させるその限度は、両議院委員会
○宮坂国立国会図書館長 メリーランドの大学にございます、ただいま先生がお述べになりました図書五、六万冊、それから新聞、雑誌各一万、こういう情報でございまして、しかもなお本件は占領中の昭和二十年九月以降数年のものであると聞いておりますので、これらの出版物は、わが図書館といたしましてもこの時期のものは不足しておるのでございまして、図書館の幹部はこれについても非常な関心を持っておりますので、御指示のような
○宮坂国立国会図書館長 全面的返還につきましては、当館といたしましては、当館、国立図書館を管轄しておられます両院の議院運営委員会並びにその下の機関でございます図書館運営小委員長とも十分御相談申し上げて、善処いたしたいと思います。先生のおっしゃられるお気持ちは十分拝承いたしております。 それから、ただいま新聞、雑誌等につきまして御注意ございましたが、この点につきましてはわれわれといたしましては図書のように
○宮坂国立国会図書館長 お答え申し上げます。 前回、前図書館長が御報告申し上げましたあと、関係者が集まりまして、ただいま先生がお述べになりました、わが上野図書館を継承いたしました国立国会図書館の目録になくて、警保局の発行いたしました目録に載っておるもの、すなわちアメリカ議会図書館にあると推定されます図書の洗い出し作業をいたしまして、その結果、安寧秩序に関するものが千三百六十三、風俗に関するものが四百七十三